ITコーディネータの第1週の勉強と事前課題を終えて、要素は視点、認識という知識ベースだったが、事前課題は実用的だった。
いわゆる、在庫管理、原価管理、検品管理の問題、情報共有と問題点は多岐にわたる。実業務(基幹業務)を考えると、営業と生産からくる短納期の課題や、自社外製造の品質管理(検品)が売上を伸ばすという意味では近い課題だろう。
この辺はITCとして考えるとして、見え隠れするのが、営業、製造の分析業務が気になる。分析業務は中小の場合、Excel、大手の場合はDWHを使用する。コストをかけづらい分野である事と、分析技術やソフトを使用するのに教育が伴う。
在庫管理も隅に追いやれるのは、やりたい事とコストの差が大きいからだろう。在庫管理は全ての単品情報を必要とする。受注(売上)、発注、仕入、出荷(売上)、物流、棚卸とこれらの日付情報を加味して、現在の帳簿在庫を計算する。流通系なら、昨年度の売上実績による傾向、製造系なら今の在庫より、来週や来月の帳簿在庫が必要になる。売上予測を外したら、発注をキャンセルされたら、今、あるいは、来月かかえる不良在庫はどうなるのか。
ながなが書いてしまったが、分析と在庫は安価なクラウドサービスを利用して大量データを如何に集計するか、もう一つ情シスのデータバックアップとして複数業務の隠れた要求として求められているだろう。
※ 開発コストがかかっては本末転倒だが。。。