debOpt 新しいシステム運用のカタチ②

インフラ屋がアプリケーションを作るとどうなるか。

インフラの特徴はブラックボックス技術の習得の速さと順応です。機能を理解し、設定値の組み合わせから、サービスを提供する。色気のない設定シートを分類し、設定値の隠れた機能や不具合を設定値ベースで対応していくやり方です。アプリ屋はついついロジックを直したがる傾向があり、下手に直して問題を起こします。これはインフラ屋にとってはメーカーからのパッチ提供にあたり、何度も痛い目にあっている。

こんな経緯から検証方法も明確で、本番と同様の環境を構築し、現象の再現、動作検証が難なくこなされ、結果をもって、証明します。

debOptで必要なアプリは、ブラックボックス化、環境構築が明文化且つ容易で、検証方法が画一的、つまり、自動検証しやすくなっているという事です。

アプリの開発は、テストシナリオの作成と同等になる。

WEBアプリの認証機能は、アカウント、パスワードと認証OK、NGの組み合わせで、設定値により、OK時の遷移先、連続NGの挙動、タイムアウトの挙動、同一パスワード有効期間などを決めていく。

ここに有効なソフトウェアは、Apache提供のテストツールであったり、バージョン管理ソフトウェアと自動ビルドやテストツールを起動する各ソフトウェアである。各OSS製品を組み合わせるには、一苦労かかるが、作ってしまえばソース改修と同時に検証が終わる環境です。