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	<title>System Clinic &#187; 内科(3)－診察②</title>
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	<description>　－　悩めるシステム運用に関するサイト　－</description>
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		<title>内科(3)－診察②</title>
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		<pubDate>Mon, 13 Feb 2012 15:02:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>所長</dc:creator>
				<category><![CDATA[内科(3)－診察②]]></category>

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		<description><![CDATA[続きですが、異常の定義をもっと具体的に知りたいという人もいるかもしれません。システムのサポートをやっていて、若手メンバーの中から、運用業務を知りたいという声がありました。私自身理解しているかというと、微妙ですが、それ以前に運用業務の定義が、できていないように思います。簡単に言ってしまえば、専門用語になるでしょう。専門用語を知りたいというのは、おかしくはありません。ただ、この業界のとか、あの業界のというように特定のものであれば、理解もできますが、若手が安易にいうその言葉は、ありとあらゆる専門用語なのか、全ての専門用語を理解できる便利な方法のような、安易なものを想像してしまいます。おそらく、言葉を知りたいのではなく、顧客と対等に付き合いたいという事ではないのかと思うのです。 【対等につきあうとは】 確かに何もしらない若造では、担当も話したくなくなる事はあるでしょう。若手からすれば、この危機的状況をなんとかしたいと思うのも、わかります。年をとれば、打ち合わせの技術で補う事はできますが、これは本質ではありません。打ち合わせで要件をまとめるというのは、システム構築からその後の保守に至るまで、もっとも重要な事です。何もわからないのも、問題ですが、わかったふりをするのが最も危険な事です。他の章でも書いてきましたが、伝言ゲームがどれほど、恐ろしいものかという事です。どれだけ経験を積んでも、わからない事はわからないと言わなければ、後にやってくる大障害を回避する事はできません。そうすると１から１００まで聞いてしまう事になり、うんざりされてしまう事があります。なぜ、１から１００まで聞いてしまうのかは、システムの特性を理解していないからです。納品１週間前にわかって、取り返しがつくのか、否か。１ヶ月だったらどうか、３ヶ月前だったら大丈夫か。システムのどの部分に変更を加えると、どれだけ影響があるかを理解していなくては、どれが重要で、どれがたいしたことではないか区別する事ができません。そうです、相手の事を理解する事も必要ですが、それ以前にシステムの事をどれくいらい理解しているかが重要です。この部分は細かくなるが、今、決めておかないと工程に影響がでて、後の厳しいスケジュールでは取り返す事ができなくなる。という事を、顧客に伝える事こそが、対等につきあうのに必要な事です。それをこなす為に今、決めなくてもいい事は、後に回すというメリハリも、肝心です。何も考えずに先延ばしする担当は、不安でしょうがありません。システムの根幹を理解する事は、若手だけではなく、顧客担当も理解しておいた方がいいでしょう。実際、勘のいい担当の方は、随分興味深くきいてくるのものです。 【システムの根幹】 これは、難しいようで、さほど難しくはありません。というのは、システムは何でもできます。できない事はありません。ただし、コストがかかります。このコストがある為に、制限を設けていきます。これはやらない。このぐらいの性能でという風に制限を設けながら、コストを下げていきます。という事は、制限を超える時が、根幹になります。１日単位の収集データを１ヶ月、１時間単位の収集データを１週間保持したい。という前提を月でも細かい情報が必要なので、１時間単位のデータを１ヶ月保持したいとなった場合、データ量とそのデータ量に見合った性能、１ヶ月前はデータがないから、考えないという作り方に影響を与える事になります。単純にいってデータ量は４倍、性能は４分の１、制限機能は機能によって無制限と１週間までに切り分けて実装する事になります。曜日別実績が４倍になったら、おかしいですよね。入力チェック機能はどうでしょうか。追加するのであれば、いつでもいいでしょうけど、あるチェックを外すとなると、データパターンが増える事への影響を考えなければいけません。これも、データ量が増える事につながるので、簡単にいかない場合があります。 コスト削減の為に制限をどんどん追加していく技術者と使い勝手が悪くなるので、制限を掛けたくないという顧客担当者との肝いりの調整です。若手が理解すべきは、どのような制限外しがありうるかのか、また、それを外された時にシステムはどうなってしまうのかを理解すべきでしょう。かかるコストは、残念な事に経験するしかないかもしれません。一人で開発するのと１００人で開発するのとでは、些細な変更でも、コストは大きく異なります。もし、可能であれば、コストのかからない変更を提案できれば、いいのですが、これが、なかなか難しい。だいたいは没ネタをたくさん披露しておしまいという結末になります。いつも、心がけるのは、これを許しては自分の立場以前に顧客担当にも被害がいく、そういうものは決して許さないという信念です。医者のドラマではよく、はっきり言ってください。という場面があります。責任がもてないから言えないという中で、変わり者の医者が、全然問題ないとか、うまくはいかないでしょうと、はっきり言う。見ている人が感動するのは、信念のある言葉だからではないでしょうか。もし、あなたが説得したいのであれば、当然、自分の事ではなく、相手の為に信念をもって発言する事です。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>続きですが、異常の定義をもっと具体的に知りたいという人もいるかもしれません。システムのサポートをやっていて、若手メンバーの中から、運用業務を知りたいという声がありました。私自身理解しているかというと、微妙ですが、それ以前に運用業務の定義が、できていないように思います。簡単に言ってしまえば、専門用語になるでしょう。専門用語を知りたいというのは、おかしくはありません。ただ、この業界のとか、あの業界のというように特定のものであれば、理解もできますが、若手が安易にいうその言葉は、ありとあらゆる専門用語なのか、全ての専門用語を理解できる便利な方法のような、安易なものを想像してしまいます。おそらく、言葉を知りたいのではなく、顧客と対等に付き合いたいという事ではないのかと思うのです。</p>
<p>【対等につきあうとは】</p>
<p>確かに何もしらない若造では、担当も話したくなくなる事はあるでしょう。若手からすれば、この危機的状況をなんとかしたいと思うのも、わかります。年をとれば、打ち合わせの技術で補う事はできますが、これは本質ではありません。打ち合わせで要件をまとめるというのは、システム構築からその後の保守に至るまで、もっとも重要な事です。何もわからないのも、問題ですが、わかったふりをするのが最も危険な事です。他の章でも書いてきましたが、伝言ゲームがどれほど、恐ろしいものかという事です。どれだけ経験を積んでも、わからない事はわからないと言わなければ、後にやってくる大障害を回避する事はできません。そうすると１から１００まで聞いてしまう事になり、うんざりされてしまう事があります。なぜ、１から１００まで聞いてしまうのかは、システムの特性を理解していないからです。納品１週間前にわかって、取り返しがつくのか、否か。１ヶ月だったらどうか、３ヶ月前だったら大丈夫か。システムのどの部分に変更を加えると、どれだけ影響があるかを理解していなくては、どれが重要で、どれがたいしたことではないか区別する事ができません。そうです、相手の事を理解する事も必要ですが、それ以前にシステムの事をどれくいらい理解しているかが重要です。この部分は細かくなるが、今、決めておかないと工程に影響がでて、後の厳しいスケジュールでは取り返す事ができなくなる。という事を、顧客に伝える事こそが、対等につきあうのに必要な事です。それをこなす為に今、決めなくてもいい事は、後に回すというメリハリも、肝心です。何も考えずに先延ばしする担当は、不安でしょうがありません。システムの根幹を理解する事は、若手だけではなく、顧客担当も理解しておいた方がいいでしょう。実際、勘のいい担当の方は、随分興味深くきいてくるのものです。</p>
<p>【システムの根幹】</p>
<p>これは、難しいようで、さほど難しくはありません。というのは、システムは何でもできます。できない事はありません。ただし、コストがかかります。このコストがある為に、制限を設けていきます。これはやらない。このぐらいの性能でという風に制限を設けながら、コストを下げていきます。という事は、制限を超える時が、根幹になります。１日単位の収集データを１ヶ月、１時間単位の収集データを１週間保持したい。という前提を月でも細かい情報が必要なので、１時間単位のデータを１ヶ月保持したいとなった場合、データ量とそのデータ量に見合った性能、１ヶ月前はデータがないから、考えないという作り方に影響を与える事になります。単純にいってデータ量は４倍、性能は４分の１、制限機能は機能によって無制限と１週間までに切り分けて実装する事になります。曜日別実績が４倍になったら、おかしいですよね。入力チェック機能はどうでしょうか。追加するのであれば、いつでもいいでしょうけど、あるチェックを外すとなると、データパターンが増える事への影響を考えなければいけません。これも、データ量が増える事につながるので、簡単にいかない場合があります。</p>
<p>コスト削減の為に制限をどんどん追加していく技術者と使い勝手が悪くなるので、制限を掛けたくないという顧客担当者との肝いりの調整です。若手が理解すべきは、どのような制限外しがありうるかのか、また、それを外された時にシステムはどうなってしまうのかを理解すべきでしょう。かかるコストは、残念な事に経験するしかないかもしれません。一人で開発するのと１００人で開発するのとでは、些細な変更でも、コストは大きく異なります。もし、可能であれば、コストのかからない変更を提案できれば、いいのですが、これが、なかなか難しい。だいたいは没ネタをたくさん披露しておしまいという結末になります。いつも、心がけるのは、これを許しては自分の立場以前に顧客担当にも被害がいく、そういうものは決して許さないという信念です。医者のドラマではよく、はっきり言ってください。という場面があります。責任がもてないから言えないという中で、変わり者の医者が、全然問題ないとか、うまくはいかないでしょうと、はっきり言う。見ている人が感動するのは、信念のある言葉だからではないでしょうか。もし、あなたが説得したいのであれば、当然、自分の事ではなく、相手の為に信念をもって発言する事です。</p>
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